ともするとやりっぱなしになっていませんか、マーケティング活動?
マーケティング活動から、どれだけの見込客・商談・受注が生まれ、費用対効果がどれくらいあったのかを管理するのは結構骨が折れます。
OpenCRMは顧客情報を中心に関連する様々なデータが数珠繋ぎのように繋がっています。
マーケティング活動(OpenCRMでは[キャンペーン]情報になります)も同様です。OpenCRMを使えば自由自在にマーケティングデータを管理することが可能になります。

キャンペーン(マーケティング情報)の基本機能
以下が基本的な機能になります。
①キャンペーンの基本情報(スケジュール、ステータスなど)の管理
②キャンペーンの対象となった見込客、顧客企業、顧客担当者の紐付け
③キャンペーンに関連する活動(予定・タスク)の管理
④発生した商談の紐付け
基本機能の場合、静的な情報を主に管理しています。そこに動的(商談のような日々発生し変化する)な情報を追加することでよりマーケティング活動の管理レベルを向上させることができます。
キャンペーンの機能を拡張する
OpenCRMの設定機能を利用することで簡単に機能を拡張することができます。
①商談作成時にキャンペーン情報(マーケティング活動)を登録することで自動的に商談情報が収集され現在の進捗を確認する機能拡張が行えます。
データは任意のタイミングで集計されキャンペーン単位にどれだけの商談が発生し見込金額が積み上がっているかを確認することができます。

OpenCRMの特徴の一つ[セルフカスタマイズ=簡単設定]を行うことでキャンペーンと数珠繋ぎになっている情報を集計表示しています。
②マーケティング活動の企画時、実施時に作成される、企画書や報告書などのドキュメントを管理します。

ドキュメントもキャンペーンデータと紐付け管理することで、前回の情報を簡単に確認することができるようになります。
今回のセルフカスタマイズに使用したOpenCRMの設定機能
機能名 | 処理概要 |
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レイアウトエディタ | 画面に項目を追加したり並べ替えを行います。今回は[商談総金額]などの集計項目を追加しました。 |
ロールアップ集計 | フィールド(項目)の串刺し計算機能です。今回はキャンペーンに紐づく商談の金額などを串刺し計算しています。 |
ワークフロー | データの更新などの処理を自動化させる機能です。今回は、定期的にキャンペーン単位に商談のデータを串刺し計算を行いキャンペーンの商談情報を更新するように設定しています。 |
拡張フィールド | ファイルをアップロードし[ドキュメント]情報として紐付け管理するための項目を追加することができます。 |
今回のお題、「[活用]マーケティングデータを管理する」、いかがでしたでしょうか?
顧客との間で発生する様々な[活動]をやりっぱなしにするのではなくデータ化して活用できるのがCRM/SFAの肝の一つではないでしょうか。特にマーケティング活動はトライ&エラーで前回より今回、今回より次回と、結果に基づいた改善が必要な[活動]です。発生する情報をデータ化することでより具体的で正確な改善活動ができるようにもなります。
マーケティング活動のデータ化&データ活用をOpenCRMで実現させていただきます。
次回は、「[活用]商談データを管理する」を予定しています。ご期待ください。