OpenCRMとは
VtigerCRMというオープンソースのCRMをベースに構築し、ユーザがビジネスに注力できるようにサーバの運用やシステムに関する日常的な問合せサポート、更には、システムを定着させ活用を促進するためのサポートまでを一気通貫で提供するシステム運用代行サービスになります。
我々はVtigerCRMの前身のシステムであるSugarCRMの時代からこのオープンソースベースのCRMシステムに取り組んできましたが、様々な試行錯誤の中からより安価に、よりユーザにとってメリットが出るようにサービスを再構成したのがOpenCRMになります。
OpenCRMで良く出てくるキーワード
OpenCRMをより理解いただくために良く出てくるキーワードをご紹介いたします。OpenCRMの世界では標準語に当たる言葉になります。是非頭の片隅にでも置いていただけると幸いです。
モジュール
顧客企業管理、顧客担当者管理、商談管理など情報を管理するための機能をモジュールと呼んでいます。OpenCRMは非常の多くのモジュール(機能)で構成されています(機能のページを参照)。
特徴的なポイントとして、このモジュール(機能)を設定だけで新たに作成する開発支援機能がOpenCRMには標準で含まれています。したがって、ユーザは様々な機能をプログラム開発を行うことなく設定だけで対応できるようになります。
ブロック
モジュールは様々なフィールド(データ項目)から構成されていますが、フィールドが多くなってくると画面が見づらくなり操作性が落ちるため、フィールドをグループ単位にまとめて配置します。これをブロックと呼びます。
フィールド
モジュールを構成する最小単位、それがフィールド(データ項目)になります。テキスト、整数、通貨、日付、時間、チェックボックスなど様々な属性のフィールドが作成可能です。
ラベル
フィールドにつけられている名前、それがラベルになります。ラベルはOpenCRM特有のラベル名変更機能でユーザにて簡単に変更することができます。
定義リスト
選択リストとも呼ばれ、プルダウン形式でデータを入力するために設定します。定義リストはユーザで設定だけで作成、更新ができます。また、二つの定義リストを関連付け定義リストに値の絞り込み機能を付加することもできます。
定義リストはワークフローなどの機能を利用する場合のトリガーになるなど非常に重要な機能です。
エクステンション
標準機能(VtigerCRMの機能)を拡張するための拡張機能の事をエクステンションと呼びます。
ベースとなっているVtigerCRMはオープンソースということもあり全世界の多くのソフト開発会社が様々なエクステンションを開発し提供しています。OpenCRMはその中から厳選したエクステンションを標準機能として提供し、利用方法のサポートも合わせて実施しています。