DX化を推進するシステム

システムのメンテナンス性

主要なCRMシステムはこの要件を満たしており、フィールドの追加や入力位置(レイアウト)の変更などが設定だけで出来ます。この機能に加えて以下のような事(3例ご紹介)ができると自社のビジネスにあったシステムに機能改善していくことができます。

条件によるフィールド項目の設定

条件によって入力フィールドの状況が変更できると業務に合わせることができます。

例えば、商談のステータスが[受注]になったら、商談情報の金額を変更不可にする。商談金額が1000万円以上の場合は、上長の承認チェックフィールドを必須にするなどです。

会社によってルール、システムに対する要求は様々です。こういった変更が設定だけで出来ると大変便利です。

※OpenCRMの[コンディショナルレイアウト]機能

フィールド名・項目名の変更

通常CRMシステムはシステム標準のフィールド名で納品されます。これが自社の業務に合わないケースが出てきます。この時に簡単にフィールド名称等を変更できると便利です。

例えば、システム標準では、[商談]ですが、自社では[案件]という言い方をしていたなど、自社固有の名称に変更することでシステムになじみやすくなります。

※OpenCRMの[ラベルエディター機能]

関連するレコードを自動更新

例えば、顧客企業情報の住所が変更されたら、その企業に所属する担当者の住所情報も自動更新できれば、更新の手間がなくなり効率化に繋がります。

※OpenCRMの[関連レコード更新]機能

OpenCRMのその他のアプリ開発支援機能はこちらをクリック

新規のアプリ作成が出来ること

DX化による業務改善には大変重要な機能です。

前述通り主要なCRMシステムはこの要件を満たしています。また、近年は、ノーコード・ローコードのアプリ開発サービスが各ベンダーよりサービス提供されています。DX化を推進したいと考える企業様はぜひ検討していただきたい機能要件です。

新規のアプリ作成

設定(ノーコード)で新規のアプリ(Web型DB)が作成できると、紙業務、EXCEL業務、メール依頼業務からの転換が簡単にできます。

例えば、メールで依頼していた業務をアプリに移行すると、業務量、進捗状況が可視化されます。その結果、対応漏れが無くなり、対応遅れに対して適切に対処できるようになります。

このアプリ開発機能をどれだけ使いこなせるかがDX化のポイントの一つだと考えます。

※OpenCRMの[モジュールビルダー]機能