CRMシステムを運用していると基幹系システムなどの別システムとのデータ連携ニーズが出てきます。

API経由のシステム間連携という選択肢もありますが、開発が伴い費用が発生するケースも多いため、RPAで連携することで費用はかけずにデータ連携を行ってみました。

概要

OpenCRMにはデータのインポート処理機能がついています。この機能をRPAで操作することでデータのインポート(データの追加・更新)処理を自動化させます。

早速ですが、実際の動作画面を解説付きでご覧ください。

処理のポイント

RPAで自動化する場合のポイントを解説します。

★マッピングをあらかじめ保存★

インポート時にcsvの各列(フィールド)とOpenCRMのデータの列(フィールド)をマッピングする必要があります。このマッピング操作をRPAで行うのは可能ではありますが、RPAでの処理数がかなり増えてしまいます。

そこで、マッピングの設定を保存する機能を活用します。あらかじめマッピングのパターンを用意しておくことで、RPAで処理する際は、マッピングのパターンを選択するだけになります。

これさえ行っておけば、OpenCRMのインポート処理は簡単な操作で実行できますので、かなりシンプルなRPAのフローで処理が可能になります。

RPAのフローのサンプル

以上になります。