CRMシステムの良い点&重要なポイントなのが、顧客情報を集約管理できることです。
システム化をする以前であれば、顧客に関する情報は、営業担当の頭の中、ノート・手帳の中といったアナログ情報から、販売管理システムやメール、EXCELファイルなどに格納されているデジタル情報まで多岐にわたっていました。これらの情報は、CRM・SFAシステムを利用することでかなりの部分が集約できます。
データが集まると次に重要なのがその活用です。必要な情報が必要なタイミングで瞬時に取り出すことができるようになると時間の節約にもなります。すぐに取り出せることで考えるという事に集中できるメリットもあります。
OpenCRMではデータを素早く取り出すための仕掛けをご用意しています。今回はその仕掛けについて解説させていただきます。
グローバルサーチ ~DB全体を対象に横断検索~
グローバルサーチはあらかじめ検索対象となるモジュールとフィールドを設定しておくことで、入力したキーワードを使って全体を横断で検索し、検索結果を一覧表示します。
いったん対象となる全ての情報を表示させたい場合に有効な検索方法です。操作はキーワードを入力してエンターキーを押すだけです。
タグ ~注意したい情報を意味付け~
タグは、任意のデータにタグ情報を付加することで同じタグが付いた情報をまとめて抽出表示することができます。
タグは、自分だけで利用できるプライベートタグとCRM利用者全員で利用できる公開タグの二種類があります。用途に応じて使い分けましょう。
リスト表示画面の左のメニューの最下段に利用されているタグが表示されます。このタグをクリックすることでタグが付いた情報を抽出しリスト形式で表示します。
付箋のような感覚でご利用いただける機能になっています。
フォロー ~気になる情報のフラグ立て~
フォローは、該当データに★のチェックを入れ、この情報をフォローしているというフラグを立てることで、リスト表示時の抽出条件としてご利用いただけます。
フォローボタンにチェックを入れることで、リスト作成時の抽出条件として【フォロー中】のものを設定したときに抽出できるようになります。
日々の業務の中で気になるデータ、後でチェックしたいデータに出くわしたときにフォロー(★を付ける)をしておくことで、あとで、フォロー中のデータをまとめてチェックすることができます。
シングルビュー・ワンビュー ~顧客情報を芋づる式に探索~
OpenCRMのユーザーインタフェースの最大の特徴が、シングルビュー・ワンビューになります。各モジュールを関連付けることで、芋づる式に関連するデータを追っていくことができます。
関連するデータはタブ形式でリンクされているため、メニューに戻ることなく関連するデータにアクセスできます。
以上がOpenCRMのデータ探索機能になります。ぜひ、活用していただき、情報を探す手間がなくなることを体験していただきたいと思います。