複数の営業ステージ、例えばルートセールス型の営業と案件提案型の営業は商談の進め方は異なってくると思っています。
ヒアリング、提案、見積、受注、、、基本的なプロセスは変わらない部分もあるかと思いますが、営業担当の活動という視点に立った時に大きく変わってくるのではないでしょうか。
OpenCRMではセルフカスタマイズを行なうことで複数の営業ステージ&プロセスを管理できるようになります。
複数の営業ステージ&プロセス管理をセルフカスタマイズで実現する
[営業ステージ]というフィールドの上位の関連フィールドとして[案件タイプ]というフィールドを追加します。
[案件タイプ]は今回、例として以下の3つの種類にわけています(定義リストの設定で自社にあったタイプを追加・削除できます)。
①既存ルート型
②既存案件型
③新規開拓型
この[案件タイプ]と[営業ステージ]を定義リスト依存関係の設定で以下のように設定します。
これで設定が完了しました。実際の画面を見てみましょう。
[案件タイプ]を選択することで異なった[営業ステージ]が表示されます。
以上のように、定義リストと定義リスト依存関係の機能を使うことで複数の営業ステージを管理することができるようになりました。
定義リストによって定型化されたデータで登録されるので営業進捗レポートや分析グラフなどを簡単に作成できるようになります。
おまけ:こんなこともできるOpenCRM
上記は[案件タイプ]入力前の画面です。ここで[案件タイプ]を[新規案件型]に設定します。
すると[案件プロセス(新規案件型)]のみが表示されて他の案件タイプのプロセスのフィールドが消えました。
このように条件によってフィールドを隠すことで見やすい画面にすることができます。
もう一つご紹介します。
商談プロセス管理の下に新規案件追加情報というブロックがあるのがわかるかと思います。
ここで、[案件タイプ]を[新規案件型]以外の項目に設定します。
すると先ほどまで存在していた新規案件追加情報というブロックが消えたのがわかるかと思います。
このように条件によって、フィールドの塊=ブロックを非表示にできることも可能です。
OpenCRMを自社の業務にフィットさせるために自由に項目を追加することができます。その結果、増えた項目よって一画面の情報量が増えます。画面を見やすくするために今回ご紹介したような非表示設定ができる機能が備わっています。
このようにOpenCRMの柔軟な画面カスタマイズ機能を使って自社の商談管理、営業プロセス管理をシステムに対応することが可能となっています。