外資系が中心ですが、国内系も多くのコンサル会社は、「提案内容を実践した場合の結果責任を取らない契約」を着手前にお客様と締結します。そしてお客様の会社でプロジェクトルームをもらってそこでの拘束時間(作業時間)x作業単価をコンサル費としてふんだくって終了するわけです。
うがった見方をすると、本当にお客様が効果を生んで利益向上につながるかどうかは関係なく文書作成力、トーク力のみで、検収まで押し切ってしまうコンサルさんともいえます。まさに「お時給ドロボー(@ハケンの品格)」なわけです。
そういうコンサルさんと契約してしまったお客様は文字通り大金払ってババを引かされるという悲劇以外の何物でもなくなってしまいます。
過去外資系コンサルファームの餌食になり、「だからなに?」的な最終提案書を押し付けられ、億近い無駄金を使わされたかわいそうなお客様に呼ばれて、「もうなんでもいいからシステムのリプレースをしてください」と依頼を受けたことが過去数例…。
もちろん良心価格で受託して、ちゃんとコンサルして開発してそのまま一部スタッフをしばらく残して定着化までやらせていただきましたよ。
外資系のコンサルファームはグローバルレベルでいろいろな提案文書が共有されていて、丸パクリで出してきたとしてもそこそこレベルの高い内容になっていることが多いです。
昔前日23時まで一緒に仕事をしていた外資コンサルさんが翌朝8時に60ページの提案書を持ってきたときはさすがに驚きましたが、丸パクリのウラを知った今では眉一つ動かすことはないでしょう笑。ほんとずる賢い…。
以前外国人コンサルタントと仕事をしたときに日本人コンサル(つまり私)の力量をバカにされたこともありましたが、おめーら単なるお時給ドロボーなだけだろ、詐欺師め!とこの文章を書いている今頃になって悔しさがこみ上げてきます苦笑。
外資系コンサルのみなさん、自分の仕事にプライドを持つより前に責任感を持てっちゅう話ですよ!